カナダワーホリを無事に終え、帰国しました!
帰国後2ヶ月の無職期間で、TOEICの受験・就職活動を経て、アルバイトからの再スタートが決定しました!
私もワーホリに行く前は、「ワーホリ 人生終わった」といったネット記事を見ては帰国後のキャリアについて、不安でいっぱいでした。
海外で仕事が見つかるか?よりも、帰国後ちゃんと就職できるか?の不安の方が大きくて毎日調べてたくらい。
今回は、私が帰国後に就職活動で感じたこと・今後のキャリアについてまとめていきます。
この記事はこんな方に向けて書いています
- ワーホリは帰国後の就職に不利?⇒英語力は武器になるが、ワーホリはただのキャリアブランク
- 帰国後にどんなキャリアパスがある?
ワーホリ後はどんなキャリアパスがある?
ワーホリ後、いずれはほとんどの人が日本に戻るかと思います。
その場合、以下の3パターンが考えられます↓
- 経験のある仕事へ戻る
→正社員で採用されやすい。特に、看護師・美容師など資格職は強い。 - 別職種にキャリアチェンジする
→転職活動が厳しく、年収も低くなる。派遣やバイトなど非正規雇用からのスタートもある。 - また海外に挑戦する
→リゾートバイトで資金を貯め、他の国へワーホリする/語学留学/Co-op留学など
ちなみに私は、明確にやりたい職業はなかったので
経験職種・未経験職種・英語を使う仕事など幅広く調べ、行動しながら軌道修正してきました。
帰国後までにやったこと
帰国後に向けてやったことは、主に ①事前準備 ②TOEICの受験 です。
①事前準備(自己分析〜求人を見る)
帰国の3ヶ月前くらい(カナダにいながら)、帰国後の就職活動に向けて準備を始めました。
具体的には、
- 自己分析(転職軸や業界職種)
- 転職サイト・エージェントの登録(2~3社)
- 書類の作成
- 求人チェック
実際に求人に応募もしましたが、時差やオンライン面接の環境が整ってないなど、日本より動きずらいと感じ、応募は日本に帰ってからスタートすることに決めました。
②TOEICの受験
次に、TOEICの勉強です。
「早く高得点を取って履歴書に書きたい!」と思い、カナダでの受験も検討しましたが、日本よりも費用が高く、結果も時間がかかるので断念。
日本で帰国後に最短で受けることに。
カナダではYoutubeや洋画を見たりと、英語に触れること意識してあまり”勉強”と思わないように工夫してましたが、単語帳と問題集を使ったTOEIC対策を本格的に始めました。
結果、日本に帰国後2週間図書館に引きこもる集中対策を経て、855点を取得しました。
念願の800点を超えて、本当に良かった!と思いました。
就職活動をしてみる
正社員の求人を受け始める
主に求人サイトを使って20~30社ほど応募しました。
(※転職エージェントは、採用されやすい経験職種ばかり勧めてくるので注意)
日本で会社員してた時にも転職活動をしましたが、通過率に大きく変化はなく、ワーホリに行ったから評価されるorされないわけではないと感じました。
日本の転職市場で大事なのはすぐ活躍できるか・マッチしていて辞めないかなので、今までの経験とスキルが関連しているかしか見てくれないのが現実です。
ざっと感じたこと↓
- ワーホリについてはもちろん聞かれるが、プラスにもマイナスにもならない。説明できればOK
- TOEIC800超えは強いが、前職やこれまでの経験の方が何倍も重要
- そもそも日本の就職・転職市場が厳しいからあまり関係ない
まあ結論、ワーホリに行く前行った後で自分の市場が大きく変わるわけではない。
企業からすれば20代のうちのただのキャリアブレイクですね。
1年いれば多少英語できて当たり前と思われ、異文化交流しました!とかはアピールしても微妙です。
面接では、「なぜワーホリに行った・現地で何をした・これからどうしたいか」
この3つを自分の言葉で説明できればワーホリは大きくマイナスにならない◎
海外経験や英語を活かして就職できる?
帰国後、「ワーホリの経験を活かして働きたい!」という方もいるかと思います。
私も海外や英語に関わる仕事も検討しており、下記のような職種ではワーホリの経験と英語力が武器になります。
- 外資系企業
- 観光業(空港・バス)
- サービス業(ホテル受付)
- 教育業(留学エージェント・英語コーチ)
- 貿易関係
求める人材に「海外経験1年+TOEIC600~800以上」と書かれていることも。
ただ、必ずしも英語に関わろうとしなくて良いというのが私の意見です。
「英語を使いたい!」だけでずっと働き続けられるか?
「英語を活かしてどうなりたいか?」まで考えないと、就職後に自分が苦しくなる可能性も。
モヤモヤし、周囲に相談、自分の軸を見直す
選考を受け始めてから、ずっと心が沈んでました。
その時の私の頭はこんな感じ。
Before・大卒だし、東京でオフィスワークが当たり前
・正社員以外なんて考えられない
・年収上げて、自分の市場価値を上げていかなきゃ
・TOEIC800取ったし、英語活かせる仕事じゃなきゃ
全て「こうあるべき・こうしなきゃ」という”Should”の考え方でした。
私たちは日本で生きてきて、無意識にこういった”こうあるべき”を植え付けられてきたんだと思います。
一旦焦るのを辞め、本を読み・友人や家族に相談し、考えを書き出して整理しました。



・非正規雇用から始め、正社員を目指す道もある
・どう生きたいか?で仕事を選ぶ
・嫌なことは無理してやらなくていい
・お金は後からついてくる
海外で変わった自分の価値観や、これまでの視野の狭さに気づくことができました。
アルバイトからの正社員登用を目指すことに
自分の本心に従った結果、
これまでやっていて楽しかったカフェで働くポジションで、アルバイトから正社員登用を目指すことにしました。
カフェなど飲食店では学生アルバイトのイメージが強く、オフィスで働く=正解だと思っていたので、
ワーホリに行ってなければこの選択はしていないと思います。
もちろんアルバイトだからということもあると思いますが、
面接では嘘や作られた志望動機ではなく、好きなブランドだったので、準備しなくても素の自分で答えて受かることができました。
デメリットとして、しばらく収入は低くなると思いますが、
焦ってとりあえず正社員になり、また2~3年で転職を繰り返すことは避けたかったのでこの判断にしました。
これからのキャリア
本業:嫌じゃないことで安定を目指す、副業でチャレンジする
私はこれから、本業であるカフェで週5フリーターとして働き、数年かけて正社員を目指したいと思っています。
そして、副業として英語・コーチング・マーケティングなど自分の興味で挑戦してきたいです。
その途中で他の会社で正社員を受けてみるorまた海外に行くor副業する など、他の選択肢もあると思います。
本業:嫌じゃないことで安定する 副業:興味のあることをやる という複数の収入源がある働き方を叶えていきたいです。
【まとめ】ワーホリは20代のキャリアブレイク
社会人からワーホリに行く場合、海外と日本で少なくとも2回無職になるので、改めてすごい制度ですよね。
(ワーキングホリデー♪じゃなくて、海外生き残りサバイバルとかに名前変えて欲しいです…)
ですが、
- 海外で働き、生活できた人が、母国語の日本でできないわけがない。
- 日本で正社員を続けていても、もう安定ではない。
ということを考慮すると、もう安定した気になって行動しないことの方が長期的に不安になる時代なんじゃないかなと思っています。
ーーーーーーーーーーーー
私は日本にいた時より一旦年収は落ちるけれど、死ぬ前にはこのワーホリの1年をきっと思い出すな〜という一生の思い出ができました。(笑)
そして、ワーホリに行った後、いろんな道や生き方が見えるので、あまり心配し過ぎなくともなんとかしていく力がつきます。
帰国後「これでいい」と自分が納得できる生き方を見つけていきましょう。








コメント